こんにちは!
フリーランス彼女のまあずです。
今日はよくドラッグストアや化粧品販売店で見かける「鉱物油フリー」について紹介いたします。
お肌に触れるものが何か知っておくのは大切!是非参考にしていただき今後のお買い物に役立ててください。☆
鉱物油って何?
皆様「鉱物油フリー」という単語を一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?
「〇〇フリー」と書いてあるということは、体に悪い成分なのではないかと考えられる方がほとんどかと思います。しかし、その〇〇は本当に体に悪いのか、実際に自分で調べ、知ることが大切だと私は考えます。
こちらでは悪いイメージのある鉱物油とはどんな成分か解説いたします。
鉱物油とは
鉱物油は石油を原料として作られた合成オイルです。代表的な商品として、ワセリンやベビーオイルが挙げられます。
「鉱物油」と「ミネラルオイル」は同じ
皆様「鉱物油」だけでなく、「ミネラルオイル」という言葉もご存知でしょうか?
実はこの二つの単語は同じ意味です。しかし、それぞれの言葉に対して下記のようなイメージを抱く方は多いのではないでしょうか。
広告や商品説明は商品をより多く売るために、人への与える印象を考慮し言葉選びがなされています。言葉の印象だけで化粧品を選ばないようにしましょう。
成分表示での「鉱物油」の表示名
鉱物油は成分表示の際、下記名称で記載されることが多いです。鉱物油を避けたい場合、下記名称も覚えておきましょう。
鉱物油の効果・使い方
鉱物油は肌に吸収されにくく、肌の表面に幕を作り水分の蒸発を防ぐ効果があります。
また、鉱物油自体に保湿効果はないため、事前に化粧水などで水分を肌に浸透させ、その上に鉱物油成分が配合された商品を使用することが大切です。
鉱物油の悪いイメージの起源
鉱物油フリーという言葉があるように、鉱物油は体に悪いという印象がある方も多いと思います。では、なぜそう認識されるようになったのでしょうか?その理由を解説いたします。
1970年代に鉱物油が体に悪いと話題になった油やけ
1970年代に鉱物油配合の化粧品を使用した消費者に油やけの症状が出たことで、鉱物油が体に悪いというイメージが普及しました。
しかし、油やけの原因は、純度の低い、不純物の多い鉱物油が配合された化粧品を使用したことに起因するため、鉱物油自体がその原因でないことが後に判明。
現在市場で出回っている商品は精製度が高い鉱物油のみ使用されているため、安心して使用することが可能です。
鉱物油の環境・サステイナビリティへの問題点
また、肌への悪影響がなくとも、人によって肌に合う合わないの相性があることはもちろん、石油を原料に作られているため、環境破壊の問題は確かに懸念されます。
サステイナブルな暮らしを目指している方、環境問題に積極的に向き合っている方は避けたい成分かもしれません。
鉱物油フリー・パラフェンフリーの注意点
近年鉱物油フリー・パラフェンフリーで植物由来成分を使用している化粧品ブランドを多く見かけます。
基本的にはそれらブランドも安心して使用することができますが、中には自然であることを大切にし、不純物を十分に取り除いていないブランドもあります。
肌にとって大切なことは、不純物がしっかりと取り除かれているかになります。化粧品ブランドのコンセプトや説明をしっかりと把握して化粧品を購入することが大切になると思います。
化粧品選びは化粧品成分の知識を持つことが大切
今回は鉱物油に関する情報をお届けしました。この情報はあくまでも2021年10月現在での情報のため、今後また鉱物油に関する研究などがされた場合、また情報更新がされることがあるかもしれません。
情報が多く出回っている世の中ですが、私の記事含め、様々な情報を比較した上で化粧品選びに役立てていただければと思います。
以上!フリーランス彼女のまあずの「鉱物油」に関する話でした☆
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